「Made in Japan」と書ける条件を、ご存知ですか?
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そもそも「日本製」って、どこから日本製?
MOTOREALの製品は、革のなめしから縫製まで、すべての工程を日本で行っている。完全な日本製であることに、強いこだわりを持っている。今回はその話をさせてほしい。
・そもそも完全な日本製とは何か?
・なぜMOTOREALは、完全な日本製にこだわるのか?
日本製の定義
実はカバンなどの革製品における「日本製」の定義は、法律で定められている。「商品の実質的な変更が行われた国」を原産国とする、というルールだ。
革のタンクバッグの場合、おおむねこういう工程を経て作られる。
① 皮をなめして革にする(生の皮を、製品に使える革に変える工程)
② 革に染色や型押しの加工をする
③ 裁断した革のパーツを組み立て、縫製を行う
④ マグネットや金具を取り付ける
⑤ 検品して製品を出荷する
この中で「実質的な変更」にあたるのは、③の縫製工程だ。
つまり、③を日本で行っていれば「日本製」と表示できる。世の中に出回っている「日本製」のレザー製品の多くは、このルールに従って表示されている。
MOTOREALは、完全な日本製
MOTOREALの商品は、③だけではない。①〜⑤のすべての工程を、日本で行っている。
外装に使う姫路レザーは、兵庫県姫路のタンナーでなめされ、染色され、日本の縫製工場で裁断・組立される。マグネットも日本製の高性能な小型品を採用している。最後の検品と出荷まで、すべて日本だ。
もちろん、①〜②の工程を海外で行うことが悪いわけではない。コストは下がるし、その分お客様に安く届けられるかもしれない。それも一つの選択だ。
でもMOTOREALが完全な日本製にこだわるのは、「日本製」というラベルを使いたいからではない。もっと別の理由がある。
職人の技術を、そのまま製品に宿したい
理由のひとつ目は、日本の職人の技術を、そのまま製品に宿したいからだ。
以前にも書いた通り、日本の職人は「公差の中心」を狙ってくる。図面で許された範囲のギリギリではなく、ど真ん中を。革のなめしも同じだ。姫路のタンナーは、一枚一枚の革の状態を見ながら、その革にとって最適な仕上がりを探る。縫製の職人は、一目一目の張力まで管理する。この連続が、最終的な製品の質を決めるのだ。
工程のどこかを海外に出した瞬間、この連鎖は切れてしまう。全部を日本でやるからこそ、設計の意図が、そのまま手元に届く。
日本の産業に、利益を還元したい
もうひとつの理由は、日本の産業に、利益を還元したいからだ。
以前にも書いたが、僕は日本を元気にしたい。海外で素材を仕入れ、海外で作れば、利益の大半は海外に流れてしまう。世界中の人にMOTOREALを買ってもらい、その外貨を日本のタンナーと、日本の縫製工場に還していく。
完全な日本製。この言葉の裏には、技術への敬意と、日本の産業への覚悟がある。MOTOREALは、これからもその姿勢を貫いていく。