風になった、あの瞬間。
大学時代のバックパッカー旅行中、カンボジアで出会った少年にバイクの後ろに乗せてもらった。森の中を走り抜けたとき、風になった気がして、最高に気持ちよかった。
帰国してすぐ、免許を取った。大学時代はずっとバイクに乗っていた。
バイクとレザーへの情熱から生まれた、
メイドインジャパンのバイク用レザーブランド。
ジャケットを期待していた人もいるかもしれない。でも、まずこれを作った理由を聞いてほしい。
バイクに乗るとき、財布やスマホをポケットに入れておくと落としそうで怖い。だからいつもの持ち物をバッグに入れ直していた。これがずっとストレスだった。
もっと、バイクと日常の境界をなくしたい。
今市場にあるものは、装飾が派手で街に合わなかったり、ナイロン製でバイクのスタイルを壊してしまうものばかり。バイクに乗っているときも、降りた後も、大人が使えるタンクバッグが欲しかった。
だから、自分で作った。
本物を届けるために、妥協しないと決めていること。
バイクに乗る人が、
もっとかっこよくあれるように。
それだけを考えて、作っている。
立命館大学理工学部卒業後、機械系エンジニアとして設計開発に従事。「設計を妥協しない、本物の素材を選ぶ、意図を形にする」——ものづくりの現場で身につけたこの信念を、バイクとレザーへの情熱と掛け合わせてMOTOREALを創業。